2007年09月19日

Another Utopia

〜もう一つの理想郷

今日リリースのこの曲に対して、今のキモチを書かせてください。
この曲は、Sonyのコンピレーションアルバムに参加させていただく事が前提で制作を始めたので、プレッシャーの中でメロディを何度も書き直しました。僕らにチャンスをくれたその方は、「一番やりたかったもの、得意とするものを思いっきりやってください」と言ってくれたので、自分らしさがしっかり出るメロディにしたかった。今まで、聴く音楽と自分が実際演奏する音楽には、距離があったけれど、今回はずっとずっと聴いていける音楽、また普段から自分で聴いていて大好きなジャンル、すなわちAORを思いっきりやらせていただきました。

今井君にアレンジを託すときに、その旨を伝えると快く引き受けてくれたと同時に僕の熱意が伝わったのか、イメージを具現化するためにたくさん質問してくれました。ベースの音色からリズムトラックの雰囲気…こんなに細かく指定したのは初めてでした。Demoが出来上がっても何度もやりなおしてくれたり、本当に僕のイメージにどんどん近づけてくれる作業をしてくれました。その他にも、レコーディングの前日にフリューゲル・ホルンを入れたいと言う僕のワガママにも応えてくれた、今井君に改めて感謝の気持ちを伝えたいです。
また、今回のもう一つのポイントとして、ずっとやりたかったレコーディング・エンジニア、山口泰さん(http://monkbeat.com/top.html)との出会いもありました。この方のミックスには特徴があって、“音を立体化”してくれるのです。右と左のステレオの世界観だけでなく、奥行きなどが感じられる、まるでマジシャンのようなミックス。今回のこの曲も見事に山口さんの特徴が生かされています。他の曲と聴き比べながら、ぜひ大きめのボリュームでヘッドフォンやイヤフォンなどでじっくり聴いてください。イントロのピアノから「おっ」と感じられると思います。そして、フリューゲル・ホルンの阿久澤さん、サックスの安田さんの音もとても気に入っています。こんなに素敵な方たちのセンスが詰まったこの曲は、僕にとって間違いなく忘れられない一曲になるでしょう。

今、ranaiとしての音を少しでも確立したいと考えているこの時期に、この曲が生まれたこと、またその機会を与えてくれた方々に改めて感謝したいと思います。

この曲がいつまでもアナタにとって大切な一曲になりますように。
posted by いとぅーだいすけ at 00:00| 日記